プロビジョニング パッケージの適用

作成したプロビジョニング パッケージ (.ppkg ファイル) をコンピューターに適用します。プロビジョニング パッケージの適用方法は 2 種類あります。

  1. OS セットアップ途中 (OOBE 中) に組み込み
  2. インストールされた OS に追加

おすすめなのは OS セットアップ中の組み込みです。OS インストール時に組み込んでおくことでインストール処理を簡単に完了させることができるためです。今回は OS インストール時の組み込みをやってみます。

準備物

  • USB メモリ x 1 (.ppkg ファイル格納用)
    • フォーマットは FAT32、exFAT、NTFS のいずれでも OK
    • 容量は .ppkg ファイルの大きさ次第 (アプリケーションや証明書の組み込みを行わなければ 8KB 程度)
    • .ppkg ファイルは USB メモリの直下の階層に置く必要あり。フォルダー内は認識しない。

適用

  1. OS の新規インストールを進めます。
  2. 以下の画面になったら、.ppkg ファイルを格納した USB メモリをコンピューターに装着します。
  3. パッケージにパスワードを付けていた場合は入力して OK で進めます。
  4. パッケージの適用は以上で終了です。プロビジョニング パッケージ内の設定にもよりますが、そのまま自動で OS インストールが完了します。
  5. 今回は、前の投稿で作成した .ppkg ファイルを利用しています。コンピューター名の %RAND:5% への設定や、Chrome for Work や Acrobat Reader DC のインストールをしていましたので、その内容を確認してみます。
  6. デバイス名が 49776 となり、デスクトップには設定していた 2 つのアプリケーションのアイコンが表示されていますので、問題なさそうです。
  7. これでプロビジョニング パッケージの適用は完了です。

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