Windows ADK はコマンドラインでもインストールできます。コマンドラインでインストールするメリットとしては、以下のようなものがあります。
- サイレント インストールができる
- ログの出力先が変更できる
Windows ADK のインストール
Windows ADK のダウンロードは GUI での手順と同じです。今回は、GUI と同じ構成でサイレント インストールしています。
| オプション | 指定内容 |
| インストールする機能 | Deployment Tools Windows Preinstallation Environment (Windows PE) イメージおよび構成デザイナー (ICD) 構成デザイナー User State Migration Tool (USMT) Windows パフォーマンス ツールキット Microsoft User Experience Virtualization (UE-V) Template Generator |
| 匿名情報の送信 | いいえ |
- Windows ADK のインストーラーである adksetup.exe をダウンロードします。
- 管理者権限でコマンド プロンプトを起動します。
- 以下のようにコマンドを実行します。adksetup.exe のオプションや利用方法 を参照してください。
1adksetup.exe /features OptionId.DeploymentTools OptionId.WindowsPreinstallationEnvironment OptionId.ImagingAndConfigurationDesigner OptionId.ICDConfigurationDesigner OptionId.UserStateMigrationTool OptionId.WindowsPerformanceToolkit OptionId.UEVTools /quiet - 以上でインストールは完了です。
インストールの完了確認
インストールが成功したかどうかを調べるには、ログ ファイルを確認します。ログ ファイルの既定の出力先は %TEMP\ADK で、ファイル名は Windows Assessment and Deployment Kit___Windows_10_<年月日時分秒>.log です。ログ ファイルの最終行に Exit code: 0x0 と出力されていれば、インストールは成功です。