cab_ ファイルが原因で Temp フォルダーが肥大化する

「C: ドライブの容量が 0 になってしまった」という話が最近社内で多かったので、その対処を書いてみます。

発生していた症状は以下の通りです。

  • 利用者に大量のデータを保管した意識はない
  • C:\Windows\Temp フォルダーが異常なほど容量を消費している
  • C:\Windows\Temp フォルダーに cab_<数値 4 桁>_<数値 1 桁> という名前のファイルが大量に存在する

調べてみると、情報が公開されていますね。

C:WindowsTemp フォルダーに cab_XXX_X ( X は数字) が生成されディスクの容量を圧迫している場合の対処方法

結構前から発生する問題のようです。C:\Windows\Logs\CBS に、CbsPersist_yyyymmddxxxxxx.log というファイルがあり、そのファイルが 2 GB を超える容量である場合、この問題が発生しているとみて良さそうです。

実際に発生しているコンピューターで確認してみます。まずは C:\Windows\Temp フォルダーの様子から。大量に cab_xxxx_x ファイルが作成されていて、大きな容量のものもあります。(確認した端末では、cab_xxxx_x ファイルが合計して数十 GB を消費していました。

次に C:\Windows\Logs\CBS フォルダーを確認してみます。確かに CBSPersist_yyyymmddxxxxxx.log ファイルで 2 GB を超えている (画像の例では 5.6 GB) ものがあります。

公開されている情報と条件や症状が一致しているので、紹介されている対応方法で対応できそうです。

ということで、Temp フォルダー内の cab_xxxx_x ファイルすべてと CBS フォルダーの CbsPersist_yyyymmddxxxxxx.log ファイルを削除して対処しました。

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