Windows Server Backup での共有フォルダーからの OS 復旧

Windows Server Backup (WSB) でバックアップを取得した OS の復旧を行います。今度は、共有フォルダーからの復旧ではあるものの、同一サーバー上に作成された共有フォルダーから復旧させることにします。

別サーバーの共有フォルダーから復旧させる場合と少し手順が変わります。

IP アドレスを設定するまで

netsh で IP アドレスを設定するまでの手順は、別サーバーの共有フォルダーから復旧させる場合と同じです。

Windows Server Backup でのリモート共有フォルダーからの OS 復旧

IP アドレスの設定以降

IP アドレスの設定が終わったら、Server サービスを起動させます。

WinRE 環境では管理共有以外の共有フォルダー設定が無い状態ですので、バックアップの保存先フォルダーを正常稼働時と同じように共有フォルダーにします。(ここでは E:\Backup フォルダーを Backup という共有名で作成しています。

作成した共有フォルダーをネットワーク ドライブとして (今回は Z: ドライブとして) 割り当てます。

コマンド プロンプトから コンピューター イメージの再適用 ウィザードの画面に戻り、バックアップが保存されたリモート共有フォルダーを入力し、OK を実行します。

資格情報の入力を求められるため、ユーザー名を入力します。ここで入力するユーザーは、MINWINPC$ です。MINWINPC$ は WinRE 環境でのユーザー名 (固定) です。パスワードは空のままで進めます。

これで、バックアップの一覧が表示されるはずです。この後の復旧手順は前と同じです。

Windows Server Backup でのリモート共有フォルダーからの OS 復旧

リモート共有フォルダーに複数のバックアップが保管されている場合は、そのれ、正常に OS が起動すれば作業はすべて完了です。

ネットワーク ドライブを作成した理由

最後まで読んだ方は気になるかもしれません。途中で ネットワーク ドライブを割り当てたものの、その後何も使用していないように見えます。

ネットワーク ドライブを作成している理由 (目的) は、共有フォルダーとして作成した Backup フォルダーに MINWINPC$ ユーザーを接続させるためです。

バックアップ資格情報を入力するタイミングで、共有フォルダーに対して MINWINPC$ ユーザーが接続しておいてほしい (セッションを張っていてほしい) のですが、これを手っ取り早く達成する方法がネットワーク ドライブの作成だったということです。接続してくれるのであれば、他の方法でも構いません。

実際に見てみると、ネットワーク ドライブを割り当てる前は以下のような状態になっています。ユーザー に値が入っていません。
この状態で、コンピューター イメージの再適用 ウィザードから共有フォルダーを指定した後、資格情報に MINWINPC$ を入力して進めようとすると以下のエラーが表示されます。
そこで、ネットワーク ドライブを作ってやると、以下のようになり、MINWINPC$ ユーザーが共有フォルダーに接続してくれます。

Windows Server Backup での共有フォルダーからの OS 復旧」への1件のフィードバック

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