Windows Server Backup でのファイル復旧 (WBADMIN)

Windows Server Backup (WSB) で取得したファイル単位の復旧を、今度は WBADMIN コマンドを利用してやってみます。

GUI での復旧については、以下を参照してください。
Windows Server Backup でのファイル復旧 (GUI)

PowerShell での復旧については、以下を参照してください。
Windows Server Backup でのファイル復旧 (PowerShell)

以下のシナリオを想定することにします。(GUI のときと同じです)

  • C: ドライブに保管したファイルを、操作ミスにより誤って削除してしまった
  • WSB で取得したバックアップからそのファイルを復旧する
  • バックアップの保管先は、リモート サーバーの共有フォルダー
  • 復旧するファイルは、元の場所にアクセス権限もそのまま復旧する

復旧作業

コマンド プロンプトを起動し、まずは取得したバックアップの情報を確認します。


確認したバージョンのバックアップに含まれる項目を確認します。

項目 説明 入力例
バージョン識別子 WBADMIN GET VERSIONS で表示される バージョン識別子 の値。MM/DD/YYYY-HH:MM 形式。 10/24/2017-14:30
バックアップ場所 WBADMIN GET VERSIONS で表示される バックアップ場所 の値。  \\REMOTESV1\ShareFolder
復旧対象のサーバー  バックアップ場所 に複数のサーバーのバックアップが格納されている場合に復旧対象を指定するための値。コンピューター名 SERVER1

残念ながら、GUI とは違い、復旧したいファイルやフォルダーの一覧を確認することはできないようです。確認した内容を基に、ファイルの復旧を行います。

以上で、復旧は完了です。

WBADMIN START RECOVERY の引数

WBADMIN START RECOVERY でファイルやフォルダーの復旧を行う際には、以下のような引数を使うことができます。

引数 説明 入力例
-recursive -items にフォルダーを指定した際に、サブフォルダーとその配下のファイルも復旧する。-items にフォルダーを指定して、-recursive を指定しない場合は、指定フォルダー直下のファイルのみ復旧される。 -items C:\foobar -recursive
-overwrite 既存のファイルが存在する場合に、どのように対応するかを 3 つのパターンで指定する。OverWrite は復旧ファイルで既存ファイルを上書き、Skip は既存ファイルを残して復旧は行わない、CreateCopy は既存ファイルを残して別名で復旧する。 -overwrite:CreateCopy
-notRestoreAcl 復旧するファイルのアクセス制御リスト (ACL) を復元しない。 -items C:\foobar\recovery.txt -notRestoreAcl

Windows Server Backup でのファイル復旧 (WBADMIN)」への1件のフィードバック

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