Windows コンテナーの準備ができたら、実際に実行してみます。Docker Hub にあるコンテナー イメージをダウンロードして実行します。
docker コンテナー イメージのダウンロードと実行には、docker run コマンドを利用するのが一番手っ取り早いです。サンプル実行用のコンテナー イメージが用意されていますので、試してみます。
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docker run microsoft/dotnet-samples:dotnetapp-nanoserver |
docker run コマンドの簡単な流れ
docker run コマンドを実行すると、以下のような流れで進みます。
- docker run コマンドの引数で指定されたコンテナー イメージをローカル環境から探す
- ローカル環境にイメージが無ければ、Docker Hub からダウンロードする。
- Docker Hub からダウンロードしたコンテナー イメージをローカル環境で展開、コンテナーを作成する。
- 作成したコンテナーを実行する
実行したコンテナーの状態確認
実行したコンテナーの状態を確認するには、docker ps コマンドを利用します。docker ps コマンドを引数なしで実行した場合、実行中のコンテナーの状態のみを表示することになるため、上記で docker run したコンテナーは表示されません。停止しているコンテナーも表示するためには、引数 -a (もしくは –all) を使います。
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docker ps -a もしくは docker ps --all |